これまでの取り組み

Our Initiatives

すばるが取り組んできたこと

すばるでは、地域の輝きと信じる農業を通じて、消費者と地域がともに幸せになれる未来に向けて、さまざまな取り組みにチャレンジしてきました。
地域を超えて小麦生産の技術を高め合うことや、パン屋さん、麺屋さん、飲食店の方々と生産や物作りを共にすること、地域の子供たちに農業を伝え、未来の生産者となる可能性やきっかけを作ること、地域の産業に誇りを持ってもらうこと、どれも大切な取り組みだと考え、つながりを大切にして取り組んでいます。
これからもたくさんのつながりを作り、「嬉しい、美味しい」を生み出していきます。

小麦キャンプ

Komugi Camp

小麦キャンプは、全国有数の小麦生産地である十勝とオホーツクの小麦生産者のネットワークを通じ、流通や加工など、さまざまな切り口で関わるプレーヤーが、生産地でのフィールドワークを通じて各々の視点を共有していくツアーです。すばるも、小麦を大切にしている生産者として参加し、つるきちに対する取り組み姿勢や技術を、オホーツクや十勝の生産者や、パン屋さん、お菓子屋さん、麺屋さん、レストランの調理師さんたちと一緒に共有し、直接考えを共有してきました。

著名パン職人さんとの植え付けと収穫体験

著名パン職人さんとの
植え付けと収穫体験

Together with a famous baker

著名なパン職人、森本まどか氏の「パンを作ってきたけれど、自分の手で植え、収穫したことがない」というお話をきっかけに、パン職人が自ら小麦を植え付け、手入れをし、収穫して粉にする一連の流れを経験してもらう企画を実施しました。
普段、農家にとっては当たり前のことでも、実際に使う人にその過程を経験してもらうことで、小麦粉に対する思いを育んでもらうことや、その重みを受け止めてもらうことができるということがわかりました。

テイクアクションMTGと「つろす」作り

テイクアクションMTGと
「つろす」作り

Takeout Action MTG & TSUROSU

JAつべつの若い農業者が、農業政策の提言や農業課題の解決、地域活動を実践する場として立ち上げられた「テイクアクションミーティング」の取り組みとして、津別の「つ」をモチーフにしたチュロス、「つろす」を企画し、イベントなどで試作・提供しています。
津別らしいアイデアを持つことで、今まで届かなかった消費者や地域の人たちに、地域の農業や小麦生産を知ってもらうきっかけになれば、と考えました。なんとも言えない親近感をもつ「つろす」、今後見かけた際はぜひ試食を。

つるきちブランディング

Tsurukichi Branding

幻の小麦とも言われる「つるきち」品種を、製麺屋さんや飲食店と連携して維持し続けています。つるきちは1970年代に開発されたものの、生産性や政策的な方針から生産が途絶えてしまった品種ですが、麺としての美味しさはピカイチで、某テレビ番組でも幻の小麦として取り上げられました。おそらく日本で唯一の生産により、市内の飲食店でも楽しむことができるだけでなく、クラフトビールの原料としても活用され、美味しいホワイトビールが作られたこともありました。

圃場での授業と給食を通じた食育活動

圃場での授業と
給食を通じた食育活動

Syokuiku

津別の小学校では、子どもたちが圃場を見ながら地域の農業について学ぶ食育の授業が実施されています。圃場を見るだけでなく、実際に食べてもらうことで、より身近に地域の小麦生産を感じてもらいたいという思いから、月に2回、給食で「つるきち」を使った麺を提供しています。海外産が使われることの多い小麦粉ですが、地域の子どもたちに地域の起床な小麦を食べてもらって、誇りを持って地域農業を語ってもらえたら、と考えています。

地域循環農業や有機栽培

Circular Agriculture

地域の酪農家さんとも連携して、循環型農業にも取り組んでいます。小麦の剥き殻を酪農家さんに提供し、そこでできた堆肥を畑で活用しています。できるだけ化成肥料を使わず、土壌に合った自然なものを使用して微生物を増やし、できる限り自然な方法で生産していくことにもチャレンジしています。
また、成功と失敗を繰り返しながら、有機農法での小麦生産にも挑戦しています。

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